SEVENTH HEAVEN vol.5 シオン[鈴木達央]        

深海 シオン(CV.鈴木達央)
[SEVENTH HEAVEN vol.5 シオン cv.鈴木達央]


遠い日の、記憶だけ手にして 深い海 潜(もぐ)ってく
息継(つ)がず、落ちる意識の中 幽(かす)かに 揺らめく愛

手を伸ばし続けて 求(もと)めれば求める程(ほど)に 遠のいていくものを

「······離したくないから」

口笛(くちぶえ)に 秘(ひ)めた想い達ーー、数え切れぬ愛の泡(あぶく)になり
泡沫(うたかた)の 夢を海豚(イルカ)の背に 水面(みなも)に描(えか)く
痛みのアーチは 虹色に輝く    //Arch 拱門

砂(すな)の城(しろ)、渇(かわ)いた玉座(ぎょくざ)の傍  微睡(まどろ)んで、既視感(デジャヴ)を見た  //Déjà vu(法)
潮が満ち 攫(さら)われていけば 何もかも 崩(くず)れ落ちる

甘く口づけて誓い、じゃれあいながら 失(うしな)ってく
沈(しず)む夕陽の中でーー

「ククッ······もうすぐ、夢が終わるとして」
「その先にあるものを見たい?」
「怖くがらなくていい、そばに居るから」
「さあ、深く深く、奥まて、溺れて」
「オレのものになればいい」
「今、この瞬間ーー」
「·······オマエの為に、この歌を捧げてる」
「愛してるという言葉で、確信できないなら」
「魂に、深く刻みつける」
「その魂の中でーー想いを見せる」

「もう······二度と、忘れない様に」

口笛(くちぶえ)に 秘(ひ)めた想い達ーー、数え切れぬ愛の泡(あぶく)になり
泡沫(うたかた)の 夢を海豚(イルカ)の背に 水面(みなも)に描く

痛みのアーチは 虹色に輝く......

「さあ、疲れただろう」
「ゆっくり、オヤスミーー」
「眠れるまで、側にいてあけるから」
「さあ、目を閉じて······」
「······ずっと、愛してるよ」

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