SEVENTH HEAVEN vol.1 アキラ(CV.野島健児)  

Love Delight  アキラ(CV.野島健児)
[SEVENTH HEAVEN vol.1 アキラ cv.野島健児]

 

鐘(かね)の音(ね)が 告(つ)げた終焉(おわり) 想いだけ募(つの)ってく
儚(はかな)げに 乱(みだ)れ咲く 一輪(いちりん)の薔薇を手折(たお)れば

可憐(かれん)にね 交(ま)じり合い 融解(と)けてゆくよ この掌(て)で

「まだ、逝かないでくれ」

誰も知らない 愛の光を もっと深淵(おく)まで 放(はな)って
瞳閉じれば 純白(しろ)く耀く セカイがきっと 訪(おとず)れるよ 永遠に

月灯(あか)り 見上げてる 哀しい瞳(め)をぬぐいたい

微睡(まどろ)んで 口(くち)ずさんだ あの歌だけ もう一度

「願えば、願うほど……」

何も知らない 罪な笑顔を 呆(あき)れるぐらい 愉悦(ゆが)めて
深(ふか)くはいれば 交差(こうさ)していく
ふたりの想い 今ひとつに なるはずーー

「そうだ、もっと悦べ」
「恥ずかしがることはない」
「感応じるままに、声を出せばいい」
「夢を見ているのか?」
「顔もっと見せろ」
「もっと、きつく捌くぞ……」
「やがて悦びに変わる」
「目を見ろ」
「まだ、逝くな」
「涙をぬぐうな、濡らしたままでいい」
「可愛い顔だ」
「さあ、苦しかっただろう」
「よし……」

「もう、逝っていいぞ」

もっと激(はげ)しく 溢れ出ている 愛の泉(いずみ)で 溺愛(おぼ)れて
悲しい記憶は すべて忘却(わす)れて この愛だけ 刻(きざ)んで逝(い)け

誰も知らない 愛の光を もっと深淵まで 放って
瞳閉じれば 純白く耀く 世界がきっと 訪(おとず)れるよ 永遠に

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